« 知らないカノジョ | トップページ | 降誕会 »

2025年4月 7日 (月)

侍タイムスリッパー

昔から供養を負担に思っていた方はいたでしょうが、うるさいまたはお節介(良い意味で)親戚や隣近所の方がいたので、不本意ながら供養を行いました。

そして時代が変わり、人付きあいを嫌い、また嫌われるのを恐れお節介をする事も無くなったことにより他との関係が希薄になりました。自由に(悪い意味で)を手に入れました。それが故に供養をしない時代になってしまったのです。

それによりお寺の存続が難しい時代なりました。悪いこととしてお寺が供養の大切さを伝える努力しなかった。良い意味ではお寺や僧侶が欲をかかなかった結果だともいえます。

お寺や僧侶が供養をお金を得る道具としてしてしまい、その根本の死後の世界の存在を学ばなかった事だと思います。折角経典には説かれているのにその真実を突き止めようとしなかった結果が供養を負担に思うようになってしまったのでしょう。

侍タイムスリッパーという映画がありました。幕末に会津藩の侍が現代にタイムスリップし幕府が滅んだことを知り落胆しました。腹ぺこの時に真っ白な握り飯をもらい「こんな真っ白な握り飯を食べたことがない」「うまいうまい」と感激し、イチゴのショートケーキを出され一口口に入れ「これは高貴な方が召し上げる特別な菓子ですか?」と質問し、誰でも何処でも買える物と知り「こんな物が庶民でも食べられる時代になったのか」とまた感激し、それを食べることが出来なかった仲間を思い涙を流します。そしてまた歴史から新政府に反旗を翻した結果会津藩主をはじめ藩士たちもひどい目にあったこと知り嘆きます。

無残に死に絶えた仲間を思い、この侍の時代を後世に伝えなければいけないと行動を起こすのです。

皆さんのご先祖様のなかには必ず苦しい中を生き抜いてくれた方がいます。またそのご先祖様を支え子孫を残すことなく息絶えた方もいます。

先祖の供養は父母、祖父母だけの供養ではいけません。顔も知らないご先祖様が居ることを意識しその人生を讃え感謝する心を持たなくてはなりません。

自分自身がその苦労の人生の先祖だと想像して下さい。そこから今の私達の生き方を応援したいと思いますか?幸せを願ってあげたいと思いますか?

儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/  

| |

« 知らないカノジョ | トップページ | 降誕会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 知らないカノジョ | トップページ | 降誕会 »