ブラック企業
私の長男は住み込みで朝4時に起き業務がはじまりますが、タイムカードは9時に打刻、そして17時に打刻します。その後忙しいときは夜11時まで残業というときもあるようです。また「休むな」と言われ規程の休日も消化できない職場にいます。
彼が言うには4年間の修行に比べたら楽。家賃、光熱費の負担がないし、仕事もわかっている内容だし、何より「直属の上司」は理解があるからと前向きに思っています。
また次男は5月に永平寺での3年間の修行を知殿という役を最後に送行しました。そして9月から自衛隊に入隊しました。給料は手取りで12万円弱
私は知らなかったのですが、寝袋等の装備品の支給は使い古したもので、無いよりは良いという程度のものだそうで、上官には自分で購入した方が良いぞと言われ少ない給料から購入しているそうです。
周りの人はその給料に不満を持っているそうですが、彼は修行を終え無職だったときの頃に比べたら、定職につけた安堵感があり、その給料でも、喜んでいます。そして何より修行に比べたら厳しくないからと言っていました。
腹筋1級、腕立て伏せ1級、駆け足2級だったそうで本人もビックリだったそうです。それがまた自信に繋がったのでしょう。
一般的に見たら長男次男の職場は不満を持ってもおかしくない環境です。しかし同じ環境でも不満がない(もちろんゼロではありません)人も居るということです。つまり不満は環境だけではなく人々の心が不満を作っていると言うことです。そしてその不満が病気をもたらしています。
二人とも僧侶の修行という厳しい経験をしてきたからこそ、「あの頃に比べたら」と思えるのです。人生には「あの頃に比べたら」といえる経験が必要であり大切なのです。
今日では死語になりましたが、「昔は可愛い子には旅をさせよ」「若い頃の苦労は買ってでもするもの」
という言葉がありました。
若い頃に苦労するのと、晩年苦労を感じるのとどちらがいいですか。
葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/
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