供養の負担を掛けたくなく墓じまい
最近、お墓や供養に対して、「子供に負担を掛けたくない」という方がいます。しかし生きている限りは少なからず負担は掛けます。亡くなったときは自分で死亡届も出せませんから、これは生まれたときも同じですよね。ただそれを負担だと思う方がいたら、その考えは改めた方が良いでしょう。私は皆さんには、もっと自分の人生に誇りと、自身を持って頂きたいと思います。
「大変だ」と言えば、それを聞いた子供は何も判らないまま「大変だ」という言葉だけ一人歩きし、供養を間違って捉えてしまい正しい人生を歩めなくなります。
ご先祖様を、はじめお父さんお母さんは子供を産み、一生懸命働き子供を育ててきました。それに自信と誇りを持っている方は堂々と「私の葬儀は立派にしてほしい」と言えます。また「ご先祖様の供養、お寺の付き合いはこうして」と伝えることが出来ます。
先日お勤めさせて頂いた葬儀は、コロナ禍にもかかわらず、通夜・葬儀にご親戚はもちろんのこと知人、友人の他、趣味の仲間等沢山の方が参列されました。
息子さん曰く、お父さんの遺言で「立派な葬儀をしてくれ」と言われたからだそうです。一生懸命働いてくれ育ててくれた親に、恩を感じている子供は親の言葉に従ってくれるのです。もちろんそれなりのものは用意しておく必要はあると思いますが・・・
独身、子供がいない、女の子しかいない等で悩んでいる方がいますが、大事なのは供養を精一杯努め、次世代に供養の大切さを伝えることです。年老いた貴方が悩むことではありません。
葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/
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