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2023年3月

2023年3月31日 (金)

死後事務委任契約

死後事務委任契約(生前に死後の葬儀、埋葬等のやり方を予め契約すること)した方が亡くなったと連絡がきました。

いつもお彼岸等の法要に申込みがあるのに、今春はなく心配していた矢先の訃報でした。

身寄りが無い方ですが、私も家内も忘れることはありません。夢を見たとか、故人の話題が夫婦の会話にでてきます。

思い出してあげることが私達に出来る供養です。

故人が生前、身の回りのお世話をしていた業者の方に依頼して秋月院を見つけて頂き御縁を頂いたのですが、その方にお金を持ち逃げされた事がありました。信じていた方だけに故人はショックを受けておりましたが、「何か事情があったのでしょ。だけどあの人のお陰で良いお寺を見つけてくれたからいいの」と言って訴えることをされませんでした。

不運を怒りに変えず心を落ち着かされたことは立派です。人生のミッション最高点でクリアでした。私も家内もこの怒らない立派な行いを生涯忘れることはありません。

葬儀まで毎日ご本堂での朝のお勤めの時にお名前を読み上げ菩提を弔っております。

霊園にはない、お寺の良いところと思っています。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

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2023年3月30日 (木)

辛さが和らぐ考え方

普段普通に暮らしているときは「卵が先か鶏が先か」考えることはありません。

しかし「自分の人生って何だろ?」と考えるような出来事に出会った時等にはそれを考えるときがあります。

しかし私達が知っている常識や科学で考えても「卵が先か鶏が先か」の答えを導くことはできません。

これは私達人類をはじめ全てのものに対して言えることです。 

つまり私達は判っているようで実は何も判っていないのです。まずはその事に気づくことです。

ただ人生で成功していると言われる方は、中々気づけません。残念ながらまだその時が来ていないだけなのです。

挫折があったときがそれに気がつけるチャンスが到来したと言うことです。

不運はチャンスなのです。

フジテレビで「逃走中」という番組があります。芸能人がハンターに捕まらないように逃げて賞金を稼ぐゲームに参加しているのですが、設定上は月へ脱出した人々が起こした大企業のクロノス社が開催しているゲームで、さまざまなミッション(試練)を与え、駒(参加している芸能人)がどう動くかを楽しんでいます。

私達の人生も似たところがあります。

私達はゲームの駒(良い意味で)と考えることです。試練はミッション。ゲームのミッションで心を病むことははありません。

そこで悩んでも心が病まないようにする事が大切です。どうしたら正しい解決に導けるかを考え行動する事だけです。

心が病みそうなときは、お寺参り、お墓参りをお勧めします。そして大切なのは感謝であり、けっしてお願いをしないことです。

ミッションクリア出来ることを祈念しております。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

 

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2023年3月20日 (月)

家庭教育が明るい未来に繋がる

最近、イタズラで済むと勘違いした犯罪、バイト感覚の強盗、幼児虐待、育児放棄等が社会問題になっています。

その原因は今の学校、家庭、社会全体の教育に問題があります。

30年も前に読んだ本にあったのですが、万引き犯グループを捕まえたら有名女子大学生だったことがあったそうです。

昔は子供の頃に悪さをして叱られました。自分の親のみではなく、先生、近所の人等社会全体の大人達でした。

そこで恐い体験をしたり、恥ずかしい思いをしたり、時には痛い思いをしたり、また懇切丁寧に善悪を教えてくれる人がいました。

ところが今日は、他人の子供に注意しても、自分の子供にビンタをしても逮捕される時代になりました。

無関心にならざればおえない時代になりました。

また子供達も親に反抗することもなく、親の言うとおり塾や習い事を一生懸命し、悪さをする事も無く親にとって良い子になりました。

子供時代に学ぶべきことを学べずに、身体だけが大人になり、さらに親の監視をはなれ、自由を手に入れてしまったのです。

今こそ、菩提寺にお墓をもち家族で神仏、先祖を敬う正しい信仰を持つことです。

神様、仏様、ご先祖様は私達の全てをみて今後を判断しています。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

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2023年3月18日 (土)

後悔は幸せの入り口

自分の過去の行動を後悔している方もいると思いますが、そろそろ自分を許してあげて下さい。

まずは「何であんなことしてしまったのだろう」「しなければ良かった」「ごめんなさい」と思う事、つぶやくことを今日で終わりにしましょう。

その代わりに、今ある幸せに気がつき「お陰様」「ありがとう」と思う事、つぶやくことです。

菩提寺にあるお墓が最高のパワースポットです。

私達は失敗して、後悔して、何のために生きているかという真理を考えるきっかけになります。それに気がつく事により人生を正しく生きて行く事ができます。そのために失敗して後悔する必要があるのです。その学びの時が来ただけです。

今、贅沢三昧な暮らしをしている人より、貴方は幸せです。現世でその真理に気がつけなければ人生が終わってから大きな後悔をします。

少しでも真理に気がつければ、もう少し「こうだったらな」と思うぐらいが幸せと気がつけます。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

 

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2023年3月 5日 (日)

死が恐い

いつも秋月院のお地蔵様にお掛けや帽子を作っている方がいます。昨日その方が来られて「お地蔵様のお掛けや帽子を作らせて頂いて、最近死が恐くなくなりました」とおっしゃいました。

お寺のために善行を行い功徳を積むことによって人それぞれですが、必ず何かが変わっていきます。

お地蔵様は賽の河原で子供達を鬼からかくまってくれます。そして何を隠そう閻魔大王様とお地蔵様は同じ方です。裁判長の閻魔様が死という苦しみから解放して下さったのでしょう。

先日、知り合いが68才で急死されました。1月の健康診断では異常は無かったのですが、胸が痛いと言うことで受診し終わり、会計の時に倒れて鬼籍に入りました。

明日は我が身です。私達の死亡率は100%です。その死を恐怖に思い暮らすのはもったいありません。

私は、通夜で死後の世界の基本の話をしています。49日ではそれを前提に供養の意味を説いています。1周忌では供養が御家族の幸せに繋がることを説いています。そして3回忌ではその幸せをさらなる幸せに繋げる方法を話しています。

死とはお別れですから寂しい物ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。正しく生きる事ができれば、良い意味で気にしなくてすむ日がやってまいります。その手初めてとして、僧侶に戒名を授けて頂き、教えを説いてもらう為に感謝の思いで葬儀を行うことです。そして故人には「ありがとう、お疲れ様、またね」と送り出してあげることです。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

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2023年3月 3日 (金)

供養の負担を掛けたくなく墓じまい

最近、お墓や供養に対して、「子供に負担を掛けたくない」という方がいます。しかし生きている限りは少なからず負担は掛けます。亡くなったときは自分で死亡届も出せませんから、これは生まれたときも同じですよね。ただそれを負担だと思う方がいたら、その考えは改めた方が良いでしょう。私は皆さんには、もっと自分の人生に誇りと、自身を持って頂きたいと思います。

「大変だ」と言えば、それを聞いた子供は何も判らないまま「大変だ」という言葉だけ一人歩きし、供養を間違って捉えてしまい正しい人生を歩めなくなります。

ご先祖様を、はじめお父さんお母さんは子供を産み、一生懸命働き子供を育ててきました。それに自信と誇りを持っている方は堂々と「私の葬儀は立派にしてほしい」と言えます。また「ご先祖様の供養、お寺の付き合いはこうして」と伝えることが出来ます。

先日お勤めさせて頂いた葬儀は、コロナ禍にもかかわらず、通夜・葬儀にご親戚はもちろんのこと知人、友人の他、趣味の仲間等沢山の方が参列されました。

息子さん曰く、お父さんの遺言で「立派な葬儀をしてくれ」と言われたからだそうです。一生懸命働いてくれ育ててくれた親に、恩を感じている子供は親の言葉に従ってくれるのです。もちろんそれなりのものは用意しておく必要はあると思いますが・・・

独身、子供がいない、女の子しかいない等で悩んでいる方がいますが、大事なのは供養を精一杯努め、次世代に供養の大切さを伝えることです。年老いた貴方が悩むことではありません。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

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2023年3月 2日 (木)

苦しい人生を変える

先日、癌のステージ4で自宅療養されている方から、「般若心経について聞きたい」から来て欲しいとお電話を頂きました。

ご先祖様の追善供養の後お話ししましょうと言うことで、後日お伺いしました。分家の方でご先祖様のお写真とろうそく立て、線香立てがあり、そこで唱えした、般若心経、修正義(曹洞宗のお経)の説明を簡単し、死後の世界、人生の仕組み等をお話ししました。その時一緒にいたが娘さんが、人生、人との関わり方等沢山質問をしてくれました。私の心を軽くする方法等の話にうなずき「とても勉強になりました」と喜んで頂きました。その後写真を撮りお別れいたしました。この御家族が苦難を乗り越え幸多きことをお祈りしています。

生き悩まれる方を救うことが本来の僧侶の勤めと思っています。

普段の葬儀や法事の時の法話では、時間的にも伝えきることは不可能です。また法事に来られる方も供養が目的なので法話には興味を持たれる方は多くはありません。ですから今回は僧侶冥利につきる、とても有り難い御縁を頂きました。

数年前、川崎宮前区役所で原爆展があったときに講演をしまして、その時の聴衆のお一人だったそうです。何処で御縁があるかは判りません。今を一生懸命生きることを改めて気がつかさせて頂きました。

葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、自然葬、永代供養墓のある川崎市の秋月院へお参りください。 https://www.syuugetuin.com/

 

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