修行に永平寺へ旅立ち
二月十七日に次男が、永平寺へ修行に旅立ちました。明日は誕生日です。二年前の長男、飛天の時には来客が来られて、誰も見送ること無く一人で行かせてしまい、切ない思いをした事を思い出しました。今回は賑やかに見送ることが出来ました。
次男である李紀は、修行に行ってもその後、継ぐお寺はありません。修行を終えた後には不安定な状態が待っています
それでも「行く」と本人の希望です。安定を求めれば、教員の道、就職の道(大学で部活動をしていましたので就職の声が掛ったそうです)もありました。あえて茨の道を選択しました。
そんな彼が体を壊さず、無事に修行を勤める事が出来ることを、祈って頂けたらありがたく思います。
「可愛い子には旅をさせよ」「若いころの苦労は買ってでもしなさい」と言う言葉が日本にはあります。また「獅子の子落とし」と言うことわざもあります。
近年は裕福になり周りの人が先回りをして、それをさせない時代になってしまいました。
常識が通じない、理不尽なこと、お金の苦労、お腹一杯食べられない辛さを若いころに経験できた人は幸せです。
これからの人生で「あの時に比べれば」と必ず生きる力になります。
他人様の暮らし等と比較し「良いな」と思うことあると思いますが、その人が今の状態になる前には辛いことたくさんあった事を想像できると良い人生を歩めます。うらやましがっている時間がもったいないです。
若人よ、いっぱい苦労して下さい。
そして親になって下さい。そうすれば若いころには気がつかなかった親の気持ち、有り難さが理解できます。
わたしは子供に学ばさせて頂きました。
葬儀と直葬、法事、水子供養を行い、墓地、永代供養墓,自然葬墓がある川崎市の秋月院へお参りください。
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コメント
【修行に永平寺へ旅立ち】・・・・・
賑やかなお見送りの一員に加わる予定が、急に叶わなくなり
残念に思う私ですが、写真を拝見すると李紀さんの意気込み、
若人の持つ力強さが伝わってきて、こちらの気持ちまで熱くなりました。
冬の永平寺と思うだけで、これからの修行の大変さを想像してしまいますが、元気で無事に修行をお勤め出来ますよう心よりお祈りしております。
投稿: しづか | 2021年2月17日 (水) 16時36分