お見合いと恋愛結婚
若い方は恋愛結婚にあこがれるといいます。その気持ちはわかりますが、その先に結婚があるのであれば、お見合いと恋愛結婚の違いは出会い方の違いのみです。
恋愛において「好きだよ、一緒にいたい」という想いを持つから結婚し、その絶頂の時から結婚生活が始まります。結婚経験者ならわかると思いますが、年数が経過していくと恋愛の時とは明らかに想いは変わっていきます。家内曰く「あれは熱病だった」と表現しています。しかしその熱病がなければ家族を作るということがないわけでとても大切なことです。なかには恋愛していた時の想いのままの方もあるかもしれませんが、お互いにその時の想いを持ちつづけらている時はいいのですが、どちらかがその時と想いが変わってきて来ると、夫婦間の関係が難しくなってきます。
一方お見合いは、まず相手の条件から入り、嫌じゃないけど好きでもない方と結婚していきます。だから恋愛の時のような想いがありませんので、相手を気づかい絆を深める努力をするところから結婚生活が始まります。
お見合いも恋愛も夫婦になるためのきっかけにすぎないのです。大切なのは夫婦になってから、つまり結婚がゴールではなくスタートなのです。赤の他人が一生に暮らすわけですから、決して楽しいことだけということはありません。時には困難なことにであいます。その時に相手をいたわり、尊重し家族を守ることができるかが大切なのです。
そして熟年になり老年になっていくわけですが、その時に自分のしてきたことの結果が表れます。相手をいたわり、尊重することができる結婚生活だったご夫婦は、心は恋愛している若いカップルのようになれます。
さて偉そうに言っている私は熟年、老年になったときにはどうなるのか？
お見合いにしても恋愛にしても自分の選んだ相手、縁のあった相手です。
家族を大切に（自分本意ではなく相手をいたわること）していきたいと思っています。
あなたが熟年、老年になったときに「この人で良かった」と思える日が来ることを心から念じております。
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