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2011年3月17日 (木)

東北関東大震災

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

一人でも多くの方のご無事を祈り、また亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしております。

今私に出来ることは祈ることしかありません。私は一人でも多くの方の祈りにより必ず良い結果を招くと信じております。ただその結果を今求めてはなりません。次の世代の幸せな暮らしを祈ってあげることです。自分たちの欲をかいてはなりません。

そして私たちは学ぶことが大切です。震災前の一週間前までの当たり前で当然と思っていた暮らしが、実は幸せな暮らしだったことに・・・

科学は万能ではありません。自然にはかなわない、必ず想定外のことが起こるものだと、私たち一人ひとりがその覚悟を持たなくてはなりません。人を非難しても何も始まりません。

私たち一人ひとりが、それに気づき生活することが大切ではないでしょうか?

科学が発達する前の昔の方は災難が起こると、「天の怒り」「神様が怒っている」等と思い反省し自分を戒めることができ天狗にならずにすみましたが、科学が発展した今日は自分自身を反省するという思考が起こりずらくなり、それが、欲望を増長し次世代に被害を拡大させてしまうのではと心配しております。

そうならないことを祈るばかりです。

今回の震災で秋月院の屋根瓦が落ちました。今はシートをかぶしてしのいでおります。
その日、子供は学校、私も家内も都内に出かけており、難を逃れることができました。もし家にいたら瓦が頭に当たっていたのでしょう。瓦がたくさん、また遠くへ飛んでおりました。仏様に生かされたこと、ありがたいことです。生かされたということは、まだまだ挑戦しなければならない苦労があるということでもあります。

今回は東北の方々が大きな被害を受けてくれました。今度は私たちの番の日が来るのではないでしょうか、明日は我が身といいます。その覚悟で生きなくてはなりません。

被災された方々が一日でも早く復興できることを節に願っております。

葬儀、法事、供養、墓地とお墓の相談は川崎市の秋月院へ http://www.syuugetuin.com/

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コメント

住職ご家族がご無事で安心しました。

震災後、色々考えさせられました。
電気が使えない、水が出ない、ガソリンや灯油が手に入らない、物流が止まる…今の生活から考えると、とても不便ですよね。
私の住む地区は、幸いにも被害が無く、いつもと変わらない生活を送れていますが、『明日は我が身』という地区ですから、とても他人事とは思えません。
家族と一緒に過ごせること、寝る家が有ること、食べるものがあること…本当に有難いです。

被災された方々が、一日も早く通常の生活に戻れるよう、祈ってます(^人^)

投稿: いっちー | 2011年3月18日 (金) 22時36分

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