貴重な体験
昨日六日ぶりに白いご飯を頂きました。
皆さんご承知の通り、震災後お店には品物がなく、我が家はお米と牛乳が尽きてしまいそうでしたので(お彼岸法要のためお米はお仏飯に取っておかなくてはならないため)実家のお寺から以前頂いた、昨年のお盆にお供えのそうめん、正月のお供えの御餅を食べて過ごしておりました。
子供たちには「65年前はもっと食べるものが無かったんだよ」「東北で被災した人たちはもっと辛い思いをしているんだよ」「お腹がふくれるだけで幸せなんだよ」と話すことが出来ました。そして資源のこと、節電のこと等たくさんの話が出来ました。
震災直後、遠くは大阪の友人から「食料は足りてる?」と心配してもらったりしました。ありがたいことです。
昨日はいつもお世話になっている近くのお寺がお米等必要なものをたくさん頂きました。
お檀家の方からも心配していただき、パンを届けてくれたりと、ありがたく感謝の思いです。
子供たちは、「お米だ」「パンだ」「牛乳だ」と大喜びです。不自由な生活をしたからこそ、そのありがたみがわかったと思います。
不自由、我慢が、物質ではうまらない、心の幸せにつながります。
今生かさせていただいていることに、感謝の日々です。
一日でも早く被災された方の安心の日が来ることを祈っております。
また亡くなられた方のご冥福をお祈りしております。
| 固定リンク | 2
コメント
昨日ご自宅の屋根を見て瓦が落ちたことを初めて知りました。
地震の後、不自由なことが多々あったようですが怪我がなく良かったです。成長盛りのお子さん達には食料が欠かせませんね。
我が家ではたいした被害もなく(小さな棚やその中の小物が落ちて割れたり本棚の最上部から本が落ちたりはしましたが)助かりました。現在節電をしていますが、今までいかに無駄遣いしてたか改めて知ることになりこの先も無駄を省いた生活をすべきと考えています。電気だけでなく水道も食料も、そして精神面においても余計なことを考えずナチュラルにと。
昨日ご住職が言われた「人間は自然に生かされてる」という言葉
は本当にその通りだと思います。今回の地震は言い方が悪いですがいい経験になったと思います。
投稿: feelgood | 2011年3月22日 (火) 08時51分