便利と楽そして退化
私が子供の時なかったものを考えてみました。携帯電話、パスモ、カーナビ、自動で流れるトイレ数えればきりがありません。私より年齢が上がればその数はもっと増えます。
私たちはそれらがない時代を知っていますから、便利になったと感じ感謝することができるのですが、今生まれた方はそれが当たり前になっており便利とも思うことはなく、感謝もあろうはずはありません。
みなんさんは便利になったと同時に、その効用と副作用を考えた事はありますか。
効用は、楽になった、スピードが上がった等あります。
副作用は、工場等ではロボットが動き人が要らなくなり、一部の人だけに利益がでるシステムができました。
そして家庭ではそれら文明の利器がなければ何も出来ない人、子供が増えてきました。電子ジャーがなければ、ご飯を炊けない方、ほうきが使えない方、トイレを流すことを知らない子供、切符の買い方を知らない子供、缶切りを使えない子供、時刻表を読めない子供これも上げたらきりがありません。
これは怖いことです。人類は便利、快適を良としたが故に、退化しているきがします。
私たち親があえてアナログな生活をすることが、急務に思えてなりません。
私はすべてのことをアナログにできませんが、出来ることはと思い、自動で流れるトイレをやめ、パスモを持たない(自分が持っていて子供は我慢では信頼関係が崩れてしまいます。)等出来る中で自分が出来る技術を?伝授をと実践しております。
必ず子供たちに役に立つ日が来ると信じております。
昔は家であらゆるものを作っていたのです。
野菜等はもちろん、味噌、醤油、これもあげたらきりありませんが、私は残念ながらすでにその方法を知りません。
ですから自分が知っていることは伝えなくてはと思います。しかし自分が楽をしていては子供はついてきません。
自分と便利の戦いです。
みなさんも自分が知っていることはどうぞ子供たちに伝えて下さい。それが日本の未来を救うのです。
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