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2010年5月30日 (日)

子供中心家庭のKY

お婆ちゃん世代の方から「若いのは子供中心だから」と言うことを耳にします。
それもどちらかと言えば不満な思いが伝わってきます。

子供中心とは何か?

日常的なことは

「ご飯何が食べたい?」

「どこか遊びに行きたい?」

と子供の意見を聞くことかなと思いますが、それが祖父母の不満につながることではないと思います。

家内とこのテーマで考え話し合った結果、親に都合の悪いことを子育て中のせいにすることが、「子供中心」といわれ不満に思われるのではと言う結論にいたりました。

具体的に言えば、

「今度親戚で法事があるんだけど」と若い夫婦に言うと「小さい子がいるからちょっと・・・」

とか 「その日は子供と出かけるから」

日常的には「寝ているから」

と言うように子供のことを理由に親世代のお願いを袖にすることが不満につながっているのではと思います。

我が家では、おじいちゃん、おばあちゃんペースの生活に私たち子供世代があわせています。

親世代は食べ物、親戚づきあい、等生活のすべてにおいて、若いのが年寄りに合わせるのが当たり前だったのです。

我が家では普段、家内が冷蔵庫の中身をみながら名前のない料理を作りそれをありがたくみなで頂きます。祖父母が尋ねて来たときは祖父母が好きなものを用意します。普段子供に何が食べたいと聞くことはないので、子供たちは不満を言いません。

子供たちも祖父母の好みを知る良い機会です。それが親を思う心につながって行きます。

子供が成長した時「親はいつも祖父母にあわせていたな~」とそういうものだと思い、私たちが年を取った時は尊重してもらえることになるのです。

考えてみて下さい。私たちも年をとり、祖父母になります。そのときに若い世代が、自分たちが大変がゆえに「小さい子がいるから・・・」を理由にされ、年寄りのことを思ってくれなかったら

「若い人は子供中心だから」と今よりグレードアップして不満を感じることでしょう。

自分がしたことは自分に返ってきます。そのとき初めて祖父母の思いを知ることになるでしょう。

そのときでは遅いですよ。

両親が何か言ってきた時はその空気を読んで下さい。
少し自分が我慢し、少し努力すれば、「良い婿をもらった」「良い嫁をもらった」と株が上がること間違いなし!

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