幸せな人生を歩む為の秋月院住職の法話: 2010年1月

2010年1月

お金がたくさんあって贅沢な暮らしをしても、

地位や名誉を手に入れても、

信仰のない方は幸せになれません。

それらは人生の道具であり、人生そのものではないのです。

いつかは、思い通りにいかない事にであい苦しみます。

それは人間の根本の苦である、老いる、病気、生きる、死です。

お金や名誉があっても解決できません。

ところが信仰のある方は貧しくても笑顔があり幸せな人生を過ごせます。

そして人生の最後は笑顔であの世に旅立って行けます。

その信仰とは、神様、仏様等をお参りするのみではなく、一日過ごすごとに、「ありがとう」の感謝、極端なことを言えば一歩進むごとに、感謝、全ての事、物に感謝です。

その意味が分かり実行できた方は必ず幸せになれます。

世界中の方がその思いを持てる日がくれば環境問題、金融問題、世界の諸問題は簡単に解決するほどの力があります。

みななさん幸せに気がつき、幸せになりましょう。

その日が来ることを心より祈念しております。

明けましておめでとうございます。

皆様にとってすばらしい一年になる事をご祈念申し上げます。

今年は元旦が満月の年になりました。

秋月院本堂と満月

満月は地球が太陽と月の間に入り、引力の影響を受ける状態です。

私は満月に神秘的な力があると思います。
目に見えないものを信じ敬い続ける事で、必ず道が開けます。

自分で運命を決めなくても自然に運命の時が来ます。
運命の時が来る前に自分で運命を決めつけてしまうことがないようにしたいです。

最終的な運命は神様仏様にまかし、今できることをやるのみです。
そのなかで忘れてはいけないことは感謝の祈りです。

どうぞ初詣の次の2度目のお参りにお越し下さい。