ゲームと教育
我が家にはテレビゲーム(DSやWii等)がありません。(でした。)
子供は欲しがりましたが、ずーと買わずに来ました。親としたら欲しがっているものを与えてあげたいという思いはありましが、子供の性格上ゲームの時間を守らない、そしてそれで言い合いになり叱らなければならない。と考えると無い方が良いと考えました。
単純に今を考えた時は与えたほうが楽だと思います。ゲームを与えていればおとなしくしているわけですから、しかしそれではゲームに子守をさせることになり、親子のふれあいがなく、親子関係は希薄になります。どこへ行くにもゲームを持って行き会話がなくなります。ゲームがなければ親が子供の相手をしなければなりませんから、大変です。
ところがゲームがないことでかわいそうに思った実家の祖父母がゲームを買ってくれたのです。正直ありがたかったです。子供の逃げ場が出来たのです。その時ルールを決めました「このゲームはお爺ちゃんの家に行った時だけで家には持ってきてはいけない」
もう一つ許したゲームがありました。それはパソコンにインストールされているゲームです。しかし時間を決めてもなかなか守られず、だらだらゲームをすることがあり、私たち親は「だからゲームが買えないんだよ」と言っていました。
あとゲームの攻略本を買うことを認めていました。それをいつも見ていて、頭に入っているようで、ゲームを持っている友達より詳しく、友達に教えていました。驚いたことは今の子供たちは自分でゲームをしてクリアしていくことより、ただ次の画面が見たいだけのようです。よくわが子に「これやって」とゲームを渡し、わが子がやっていました。
そのわが子も中学生になり、ゲームを買ってあげたのですが、ただゲームと言ってもパソコンのソフトなのですがずっと欲しいものだっただけに喜んでいます。
やる前には「やっていい?」と聞いてきます。明日の支度できたの?と言えばさっさとします。今では「お布団も敷いた、歯も磨いた、etcもした・・・だからやっていい?」というようになりました。なにかあっても「ゲームしても良いよと言いたくなるようにすればいいんだよ」と言えば従います。ゲームも使いようです。ゲームがダメなのではなくルールを守らせないことが問題なのです。お葬式に行きますと、その最中もゲームをしている姿を見かけます。ゲームをして良い時悪い時を子供たちに学ばせなければなりません。それをしないとどんな大人になるか・・・
中学になった子供に聞けば小学生の時はゲームがなくて辛い思いもしたそうです。よく頑張ったと思います。耐えるということ、我慢するということを学んだことと思います。今では長年の念願だったゲームが手に入り満足しています。
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