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2009年9月 8日 (火)

他を思いやるご利益

先日長男中学校の体育祭が開催されました。彼は1500メートルに出場し周回遅れの最後でゴールしました。

体育祭前に1500メートルの選手2名を決めるときに誰も手を上げず、このままではあみだくじになると思い手を上げたそうです。「あみだくじで自分より走るのが苦手な子に決まってしまってはかわいそう」と思ったそうです。手を上げる少し前、同じ野球部の子が「お前が手を上げたら俺も上げるから」と言う男の友情もあったようです。

結局2人で出場し最後から2番目で友達がゴールし、息子が周回遅れで最後にゴールしたのです。それでも途中歩くことなく走り続けることができました。学年、クラス関係なしに会場にいるすべての方々に「がんばれ~」と拍手で応援してもらいました。ありがたいことです。

ご利益はあるもので友達をはじめ野球部の先輩にも「走りきれるとは思わなかった」とほめられたそうで、ご機嫌でした。

人生においても結果を恐れることなく、人を思いやり正しい道を歩みたいものです。正しい心を持って、行動すれば例え悪い結果になっても、それはその瞬間であり、その先の未来は「これで良かったのだ」と思える真の結果待っています。

人生を諦めてはいけません。借りた大切な命です。(誰に借りたかはその内に解かることでしょう)その借りた命は自動的に返す日が来ます。それまでは生き続けましょう。

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