新入部員
長男は今年中学生になり、野球部に入りました。彼は小学校六年間、空手道場に通い、今度のテストをクリアすれば初段で黒帯になれるかもしれず道場の師範に「辞めるのはもったいない」と言われたもののあっさりとやめてしまいました。「もうちょっとやればいいのにもったいない」と思うのは親のエゴかな・・・
野球部の新入部員のなかで、野球経験がないのは彼だけです。「レギュラーになれないかもしれないよ」と言うと「たまに試合に出させてもらえばいいの」と一言返ってきました。万年補欠ではかわいそうと思うのは、親のエゴかな・・・
毎日、朝連、放課後の練習「体が痛い・・・疲れた・・・」と言うもののやめたいとは言わない。「今日は先輩の練習試合の応援に行く」「生で試合が見れるんだよ!楽しみだな」と朝六時に出掛けていきました。親ばかですが、そう考えられる彼はすごいと感じました。家内も「朝が早くなって眠い」というものの子供が苦しい練習をしているのにだらけて休んではいられないと、仏様のお世話、掃除洗濯張り切って働いています。親心かな。こっちらに矛先が向かないよう祈っているオスの私はマイペースです。
部活で辛いことがたくさんあるでしょうが、転ぶ前に親が杖を出してはならないと自分に言い聞かせています。親も色々とたくさん大変なこともあるでしょう。しかし子供の「やりたい」と言う思いを大切にし、応援してあげる。その第一歩が野球部入部でした。毎朝仏様にお仏飯(仏様のご飯)をあげて、功徳を積んでいる彼を優しくも、厳しくも仏様が3年間見守ってくれるでしょう。ありがたいことです。
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