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2009年5月 8日 (金)

お酒とお別れ

最近お葬式のお別れのときに故人がお酒が好きだったということで、遺族がかわるがわるコップでご遺体に飲ませようとしたり、(口に入らずにこぼれています。)脱脂綿に含ませたお酒をご遺体の口につけたり、最後には余ったお酒を棺の中にまくということが行われています。ご遺体の顔はびちゃ、びちゃ、棺の中、周りはお酒の匂い。末期の水と言ってお水を湿らせた脱脂綿を口につける作法はありますから、それのお酒バージョンなのでしょうか?それを駄目というつもりは全くありません。それぞれの考えがあるでしょうから。

ただ誰かに言われるがままでしたら、少し考えたほうがどうかなと感じました。お酒はごっくんしてはじめて美味しいのです。肉体がなくなった故人は生前のようにお酒を楽しむことはできません。

ご遺体にお酒を飲ますことが供養ではありません。お酒を通して故人を大事にすることなのです。例えば珍しいお酒が手に入った時、お供えしてあげる。自分が飲みたい時に、お供えしてあげる。そしてそれを一緒に飲むことです。つまり相手のことを思って行動することです。

「おばあちゃん飴好きだったから」と言ってお手製の巾着袋に飴を入れて棺に納めていた素敵な方もいました。

私の家内はチョコ系統のお菓子が好きです。コンビニの新商品が大好きですが、本人はもったいないといって買うことはありません。いつも我慢してかわいそうですから私が出掛けた時には家内の好みを考えて買って帰ります。きっと家内はその物ではなく、その心遣いが嬉しいはずです。供養で大切なのはそれと全く同じです。肉体が無くて食べれないのですから、生きている人以上に大切です。

しかし

「あなたはちっとも私の好み分かっていない!センスない!もったいない!」とダメだしされ続けています。 

葬儀、法事、供養、墓地とお墓の相談は川崎市の秋月院へ http://www.syuugetuin.com/

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供養とは」カテゴリの記事

コメント

本当に。酒を無理に飲ませて喜ぶ故人はいませんね。故人の好きだった酒を味わいつつ、故人を忍んで語る事が供養ですね!

投稿: ばキュー | 2009年5月 9日 (土) 20時21分

初めまして。突然のコメント及び質問をお許しください。
昨年最愛の父が亡くなりました。
私は母子家庭で娘が一人いるのですが余裕がなく、未だ父にお仏壇もお墓も用意してあげれておりません。
(一周忌は見ず知らずのお寺さんにお電話でお願いし、自宅にてお経をあげて頂きました)
生前はおろか、今も尚何もしてあげられず、胸が痛く、深く考えると苦しくなるので考えない様にしている自分がまた憎らしく、もう何もかもが嫌になります。

質問なのですが、幼き頃からお墓参りや法事などに関わる機がなく、我が父で初めて供養、あの世など様々な事を深く考え、出来る範疇でしてあげたいと模索するようになりました。
そこでこちらの記事に御座いますお供えについてですが、故人の好物だった物をいつまでもお供えしてあげても良いでしょうか?
畑違いになりますが、スピリチュアルの江原敬之さんの書籍に、「故人の好物をいつまでも供えていてはこの世に未練が残り、故人を苦しめる事になる」と書かれており、私は間違った事をしてきて父を苦しめているのかもと焦っております。
父は肉食で魚や野菜が嫌い、お酒が大好きだったのですが、病を患ってから私と娘の為に頑張らねばとお酒も断ち、嫌いな野菜を食べ、大好きな牛肉を我慢し、何年も頑張ってくれました。せめてもう、大好きなお肉やお酒を御膳に出してあげたく日々そうしてきたのですが、未練を残させてしまってきたのでしょうか?
江原さん云々はなくとも、仏教でも殺生されたものは御出ししてはいけないとの事、しかし本人が嫌いな物をお供えするのは、嬉しくないだろうしと思い本日まで来たのですが・・・如何なものでしょうか?
本日、父の月命日です。好物を出してあげたいです。

・・・長々と申し訳御座いません。他にも沢山伺いたい事があるのですが、またお手隙の際にでもどうか宜しくお願い致します。

投稿: やなぎ | 2018年6月26日 (火) 14時38分

やなぎ様
ブログに起こし頂きありがとうございます。
今頃になって申し訳ございません。メールを見落として居たようです。
好きな人からプレゼントを頂いたとき、その物も嬉しいですが、それを選んでいる姿を想像できると、それを見つけ、または選び買おうと決め、実行に移してくれたそのプロセスも嬉しくありませんか?
お父さんにはやなぎ様の思いは十分に伝わっています。ご安心下さい。ただやなぎ様が悩んでいる、悩みすぎていると「もう悩まなくていい、前に進め」と伝えたいはずです。
お供えは好きな物をお供えして構いません。お供えしたら、それをご家族で頂いて下さい。目の前で好きな物が傷んでいくす様子を見たら「もったいないな、おいしいからみんなも食べて」と思います。ただ親戚等他人様が来られるときは肉や魚等は避けた方が無難です。また嗜好品は未練を持ちがちですので、避けた方が無難ですが、おいしいお酒が手に入ったとき等たまには良いと思います。
お父さんが一番嬉しいことは、愛していた皆さんが仲良く、ニコニコ過ごしてくれることです。お体を大切にお過ごし下さい。
秋月院住職

投稿: | 2020年6月 8日 (月) 21時33分

こんにちは。
お酒といえば。
家族が亡くなり呆然と過ごしているなか、先日ようやく夢に出て来てくれました。
夢でその人は生き返って現れ一緒にお風呂やさんにいます。私は不安で「本当だろうか」と探り、ようやく「本当だ!」と心からの安心の境地に至ろうとした次の瞬間、その人がどうやらお酒を飲んでいることが判明します。
「なぜお酒なんて飲んだの病院いくよ!」と言うと「じゃあ呼べよ」とだけ言われたので私は救急車の119の番号を押すのですが、どういうわけか夢なので発信ボタンが作動しない!
次の瞬間その人は真っ赤な顔になり苦しみ出し私は「どうしようまた死んじゃう!また私は助けられない、まだ何にも話すらしてないのに結局死んじゃういやだ!」と悲痛な思いを体感します。


この夢が強烈なショックでこびりついています。
普段お酒は飲まない人なのに。テーブルの上にお線香、お水、お酒、ご飯などを備えているのですが、供えたお酒を飲んでしまったのかな・・・なんていう気もして、いずれにしろ悲しい夢でした。

投稿: ハッチ | 2020年6月11日 (木) 16時33分

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